NHK趣味の園芸『やさいの時間』で、
ラッカセイは“有機栽培”ととても相性が良いのだと紹介されていました。
それは、ラッカセイの実の成り方にあります。
ラッカセイを漢字にすると『落花生』と書きます。
ラッカセイはこの漢字通り、
『落花生』→花が落ちて実が生まれるんです。
ラッカセイの実の成り方
落花生は生長するとやがて花を咲かせますが、
他の野菜と同様、やがて花は落ちます。
花が落ちた落花生は『子房柄(しぼうへい)』という、
こういったツル?のようなものを地面に向けて伸ばすんです。
やがて『子房柄(しぼうへい)』は地面にもぐり、
そこで実を付けるんです。
そして開花後100日ほどで収穫できるラッカセイの実に成長します。
なぜ有機栽培と相性が良いの?
有機肥料を使うと、土がフカフカになるんです。
ラッカセイは他の豆と違い、土の中にもぐって実を付けるので、
できるだけフカフカの土にしておいてあげることが大切!
そしてあまり肥料をあげすぎないこと。
ラッカセイはマメ科の植物で、
根には根粒菌(こんりゅうきん)が集まり、根粒をつくります。
この時、根粒菌は土の中からチッソを集めるので、
肥料をそんなにあげなくてもこのチッソを吸上げて成長します。
なので、ゆっくりじんわり効く、有機栽培の方が相性が良いのだそうです。
落花生の育て方
《1:土づくり》
- 有機石灰…1平方メートル辺り200g
- 完熟牛ふん…1平方メートル辺り2kg
- 発酵鶏糞…1平方メートル辺り60g(少なめの量でOK)
- 米ぬか…1平方メートル100g(根粒菌を活性化させます)
これらを土に混ぜ込んで耕しておきます。
《2:植えつけ》
畝幅60cmで2条植え。
条間は40cmで株間は30cm。
穴の深さは2cmぐらいで、タネは2粒づつ点まき。
《3:不織布をベタがけにしておく》
落花生は鳥の大好物です。。。
なので、芽が出てきた時に狙われやすいので、
不織布のべたがけをしておくことがとても大切なので、
忘れずに^^
《4:追肥と土寄せ》
3週間後あたりにこれぐらい成長するので、
追肥をして土寄せをします。
花が咲き始めた頃、土を耕しておきます。
落花生は収穫後すぐに塩茹でして食べると絶品だと
色々な方から聞きます^^
なので、私も今年挑戦中です。
育てた人にだけ味わえる美味しさらしいので、
収穫したらすぐに食べてみようと思います。