畑をやり始めると、一度は種から苗を育ててみたなぁと
思うもんですよね。

その苗床の作り方を自然農の本を出されている西村先生に
教わってきたので、その手順をメモっておきたいと思います。

※西村先生の著書

私もこの手順で、先日1回目の種まきをやってみました。
まだまだ朝夕は冷え込むので、管理が難しいんですが、
芽を出してくれることを信じて、温度管理頑張ってます^^

苗づくりの大きな3つのポイントはこちらにまとめてます。
種から育てる!失敗しない苗づくり3つのポイント

準備をしよう!

1.必要なものを購入する

  1. 種まき培養土
  2. 苗を育てるカップ
  3. スコップ
  4. ガーゼ(又は鉢底ネット)
  5. トレー 2種
  6. 撒く種の名前を書くプレート

種はこの季節に植えるのに適した野菜の種を購入します。

2.種まき培養土はとても大切!

※詳しくはこちらに書きました→苗つくりは土で決まる!

西村先生のおススメの培養土は

私はこれの20Lを購入しました。
フワフワの土で、保水性も排水性もあって、良さそうです^^

3.苗を育てるカップ

カップは、以前に苗を購入した時のものをとっておいたので、それを再利用します。
種から野菜を育てる方法

畑をやり始めて参っていることの一つは、思っていたよりも何かと出費が多いことです。

やれ、堆肥だ、支柱だ、トンネルだ、マルチだと必要なものがいっぱいです。
農家の親戚も知り合いもいない私たちは全部を一から揃えなければならないので、なるべく買わなくて済むように工夫しなければキリがないんですよね。

ってことで1年間溜めたカップがやっと役に立つ時がきました^^

4.スコップ

スコップは普通のスコップでOK。

5.ガーゼ

ガーゼは、カップの底の穴から土が流れてしまうのを防ぐもの。
もちろん鉢底ネットでOKです!

鉢底ネットなら、捨てないで再利用できるように使えば良いですよね。

うちの場合は、古くなって少し黄ばんでしまったガーゼがあったので、切って利用しました。これでも十分な役割をしてくれます。

6.トレー

トレーは、苗を育てるカップを並べておくものと、ポットの土に水を吸い込ませる用のもの。

前者のトレーは、これも苗をまとめてホームセンターなどで購入するとカップを並べて運べるこんなの↓を一緒にもらえたりします。
種から野菜を育てる方法
これもおいて置くと、役立ちます^^

そして水を入れるトレーはなんでもOKです。
種から野菜を育てる方法 
うちは、捨てようと思っていたこんな↑もので水の吸い上げをさせました。

※じょうろで土を湿らせるのOKなんですが、
できたら、下から吸い上げさせた方が、土が安定して良いのだと教わりました。

7.名前プレート

なんでもOKです。
うちは、両面コーティングされてつるつるの広告を利用してます。
水遣りをするとどんどん傷みますが、畑に移すまでの一定期間のことなので、構わないのです^^

種から育てる野菜の苗づくりの手順

  1. 育苗のポットの底にガーゼ(もしくはネット)を敷く。
  2. 種まき培養土をカップの9分目くらいまで入れて、
    カップを地面にトントンと軽く打ちつけて、土の目を詰める。
  3. 水をはったトレーに、土を入れたカップを並べて、
    底から水を吸い上げさせる。
  4. 水を吸い上げて土の表面まで湿ってきたら
    種をまく。
     野菜によって種の形大きさは異なるので、
    各野菜の種の撒き方をしっかりチェックしておきましょう。
    あと、1カップに1つの種だけだと、発芽しない恐れもあるので、
    最低2つの種を撒くようにしてリスクを軽減させる。
  5. どのカップに何の種を撒いたかが分かるようにプレートや目印をしておこう

《その他の注意点など》

※カップに種を撒いた後は、
 カップを運ぶ時は両手そっと持つようにします。
 赤ちゃんが寝ていて、カップはベッドだと思うようにして優しく扱います。
※カップに入れた土を湿らす時、じょうろで上から水をかけても良いが、
 低い位置から水を撒くようにして、土へ負担をかけないように気をつける。
 空気がポコポコと出て、底から水が流れ出すまで
 何度かに分けてゆっくり少しづつ水をかける。


丁寧に手をかけて育てる人にありがちなんですが、
水のやりすぎで土が緑色になってしまうこと。
水はやりすぎないこと。みずやりする時はたっぷりと!
矛盾しているようだけど、どちらも大切なのです。
ってこてを肝に銘じて、苗づくり楽しみたいと思います^^

※水やりのポイントや温度管理などについてはこちらにまとめてます。
種から育てる!失敗しない苗づくり3つのポイント