バジルに黒い点々がつくことがありますよね^^
指ではらうと落ちるので、何かの卵かなあ?と思っている方もいるようですが、
これは、ある虫のフンなんです。

バジルの黒い点々

プランターのバジルに最近これが増えてきたので、原因の虫を探したのですが、
この時期になって育ってくると葉が多くなっているので
全て見るには時間がかかってしまい、なかなか見つけられないんですよね^^;

そこでこの虫の情報を調べてみました。
そしてその後に虫を探しにいったら、探し方のコツがわかり、
10分くらいの間に15匹くらい見つけることができました!
何日も探して1匹見つけるので大変だったのに、結構いたんですね~><

なので今回はその虫の情報と探し方のコツを紹介します。

黒いフンをする虫の正体

バジルに黒いフンをする虫の正体は、フキノメイガです。

元気なバジルにはほとんどつかないのですが、
育ち始めの力のない頃や、元気がない場合などにつくようですね。

下の写真の、赤丸で囲んでいるやつがフキノメイガです。

フキノメイガ

最初の写真と二枚目の写真、実は同じ写真なのですが、
フキノメイガに気付かなかった方もいたのではないでしょうか?

それでも写真でクローズアップしているからまだわかりやすいのですが、
こんな風に色がかぶるので、葉が増えすぎると、沢山の緑の中探しにくいんですよね^^;
しかも幼虫の場合は小さいですからね。

この虫は葉を食べてダメにしたり、
元気が亡なくなった結果、茎が折れたりしますので、
見つけたら退治した方がよいと思います。

退治しない限り、フンを払い続けなければなりませんし、
葉は食われっぱなしになってしまいます^^;

フキノメイガの見つけ方

フキノメイガは上のように、葉と同じような色をしていて小さいので、
よく見ているつもりでも見逃してしまいます。

経験則なのですが、フキノメイガは、大きな葉やその裏を探しても、
ほとんど見つけられません。(ゼロではありませんが、確率は低いです)

どちらかというと新芽や新芽の近くの小さい葉にいることが多いように感じます。
そこでカイコのように糸を張って、その中や周りにに潜んでいるんですね。

つまり、新芽の近くから生まれるので、その辺りの葉から虫食いにあって、
下の葉っぱにフンが落ちるわけですね。
というわけでどういうところを探したらこの虫が見つかるか、まとめてみると

  • 葉が食われている
  • 糸の周り
  • 新芽近く(特に若い葉が重なり合っているところ)

といった感じです。
葉が食われていて、糸を張っていたら間違いなくその近くにいますね。

もっと色々あるのかもしれませんが、
この事実に気付いただけで、ものの10分の間に15匹くらい見つかりました@@;
もっと根気よく探したら、もっと見つかるかもしれません^^;

同じようにフキノメイガ悩んでいる方がいるなら、
早めにこの方法で虫を探してみて駆除した方がよいですね。
放っておくと葉が全部使いものにならなくなってしまいます><