なんと、長ネギ（白ネギ）がプランターで育てれるのだそうです。
（少し時期を外してしまいましたが、また来年時期はくるので♪書いておきます（＾∇＾）/）
NHK趣味の園芸”やさいの時間”講師の木村正典先生が編出したとっておきの方法なのだそうですよ♪
（2012年3月までで木村先生のコーナーは終了しました。。。）
畑でもまだ挑戦したことない、なんだか難しそうな長ネギ栽培。。。プランターでもできると聞いて、ハードル下がりました！また挑戦してみたいと思います。
そのためにもここでまとめておきたいと思います。
長ねぎを種から育てる
長ねぎの種まき時期は番組では言ってませんでしたが、3～4月にかけてと10月～11月にかけての2回、春まきと秋まきがあります。
（品種によって異なると思うので、お確かめください）
それから1年かけて育てるんです。
そういったこともあって、私もまだ挑戦できていません。。。(｡-_-｡)
今回はプランター菜園。
種まきは”セルトレイ”で、苗を育てて、その後1ヶ月ほどで15cmほどに成長してからプランターに植え替えます。
【種まきの手順】
1：種まき培養土をセルトレイに擦り切れいっぱい入れます。
※おススメはの培養土はタキイの培養土です。バランスが良いのだとか。
これのおかげかどうかは分かりませんが、うちは発芽がしなかったことはないです（＾∇＾）
2：培養土に水をしみ込ませる。
水を張ったトレイにセルトレイを入れて、下から水をしみ込ませます。
上からかけるよりも均等に吸水させやすいので、このやり方はおススメです。
10分ほど置くと、土が全体に湿ってきます。
3：種をまく。
1つの穴に種を1つ蒔きます。
※今回は10株植える予定なので、発芽しなかった場合に備えて少し多目で種は15粒蒔きます。
上から1cmほど土をかぶせたら種まき終了！
※発芽するまでは、気温管理ができる身近なところに置きます。
土が乾く前に水やりはしておきましょう。
※発芽後は、日光の当たる所に移して育てます。
プランターを選ぶ
長ねぎを育てるのだから、かなり深いプランターがいるのかなって思ったんですが、15cmの深さがあればOKなのだそうです！
番組で使用したプランターはこのサイズ↓
深さ18cm・幅50cm・容量10リットル
この大きさで10株植えれるそうです。
（※途中で5株は間引きます！）
苗をプランターに植えつけます
一ヶ月くらいすると15cm程に苗が育ちます。これくらいで植付けをするようです。
1：プランターの土作り
野菜培養土2に対して完熟牛ふん堆肥を1の割合で、混ぜ合わせます。
※この作業は植付けよりも早めにしておいた方が良いかもしれません。
※土は縁より2～3cm下までにします。摩り切れいっぱい入れると水やりの時あふれます。
2：溝を掘る
真ん中横一列に苗を植えつけるので、真ん中に溝を掘ります。
3：4cm間隔で苗を植えつける。
お箸を使って、セルトレイから苗を取り、プランターへ植えつけます。
苗を横に10株ならべ終わったら、土を寄せていきます。
ここからが木村先生のアイデアが光る育て方です（＾∇＾）
でもその前に本来の長ねぎの育て方をまとめておきます。
白ネギは本来こうやって白い部分を作ります
ネギは主に葉の部分を食べる”葉ねぎ”と白い部分を食べる”白ネギ”の2種類あります。
葉ねぎの葉（緑色）の部分は『葉身（ようしん）』と呼びます。
対して白ネギの白い部分は『葉鞘（ようしょう）』と言うのだそうです。
この葉鞘部分は栽培中に土に植えて日に当たらないようにしているから白くなるんです。
畑で白ネギを育てる場合は深く溝を掘って、そこへネギの苗を立てかけて藁で固定して根が育つのを待ちます。
太陽は上の方しか当たらないので、ネギは上へ上へと伸びようとします。
その後成長に合わせて土をかぶせていきます。
最終的にここまで成長させて収穫します。
これをプランターでどう育てるのか？
新聞紙で囲って育てましょう！
新聞紙で囲って、日の当たらない部分を作り、成長に合わせて囲う部分を高くしていくことで白ネギを育てるんだそうです。
1：苗の間に支柱を立てます。
実際はこんな感じで↓
2：新聞紙を10cm幅に折ります。
3：新聞紙で苗を囲います。
株元に日が当たらないようにするのがポイントです。
新聞紙は飛ばないように、支柱と一緒に洗濯ばさみで挟んでおきます。
最後に新聞紙にかからないように水をあげます。
追肥が大切
植え付けから1ヶ月するとこんなに大きくなるのだそうです。
このタイミングで追肥を行います。
肥料は”油かす”でOK。（木村先生は化学肥料を使わない栽培をします（＾∇＾））
株元に、薄く土が隠れるくらいに全体にばら撒きます。
表面の土と油かすを軽く混ぜてなじませておきます。
（油カスが表面に出ているとカビが生える場合がありますが、気にしなくて大丈夫です。）
その後、成長に合わせて新聞紙の高さも変えてあげます。
高さの目安は、↓このネギの分かれている部分が隠れる高さまで覆うようにします。
こんな感じになります。
間引いてさらに成長を促します
さらに1ヶ月もするとこんなに大きくなります。
これぐらいで一度間引いて5本にします。
間引くことで、ネギはより太く育ちます。
1本飛ばしずつ間引きます。
片手で株元をしっかり押さえながらもう片方の手で抜きます。
間引いたネギはまだ細いですが、じゅうぶん食べれます（＾∇＾）
そしてまた伸びていたら、新聞紙も変えてあげます。
新聞紙を変えるのは成長に合わせてで良いですが、目安は1ヶ月おき。
追肥も同じときにしましょう。
長ねぎの収穫
種まきから1年後！ここまで成長しました！
ネギの花（ボンさん）がつくとそっちに栄養を運ぼうとするのでネギが硬くなってきます。
その頃が収穫時期です。
手との比較で見たら分かると思いますが、こんなに太くプランターでも育つんですね！
驚きました(°□°;)
長くなりましたが、以上！
肥料も油かすだけなのに、立派に育っていたのには本当に驚きです。
いつか挑戦したいと思います♪
