小玉スイカの人工授粉
プランター栽培の小玉スイカ、順調に育っている株と生長の悪い株と、明暗がクッキリ!
同じ環境で育てているつもりですが、この違いは何なんでしょう?

左が”カネコ種苗”の『ラグビーバルーン』で、
右が”タネのタキイ”の『うま旨 小玉スイカ』です。

そして、生長がとても順調な『うま旨 小玉スイカ』の方に雌花の蕾がついたので、これは「咲いたらすぐに人工授粉しなければ!」と早起きしてみました。


すると、雌花開花!そして雄花もちょうど咲いてます。
小玉スイカの人工授粉
左:雌花(花の下に丸い球体がついているのが特徴)
右:雄花(花の下には何もありません)

あぁ、なんてタイミング良い!と喜び勇んで、人工授粉!

雄花を摘んで、雌花に花粉をスリスリ。。。
小玉スイカの人工授粉
これで良いの?と不安になりますが、成功したかどうかは数日後しか分かりません。
とりあえずは受粉完了~。

そして、来月半ばにはスイカ食べれるかも?とウキウキした後に、、、、、思い出しました!
雌花の一番花は、まだ株の成長段階にあるので”摘花”するんだったと。。。

摘花(てっか)とは…

摘花とは、漢字のそのまま、花を摘むという意味。
今回の目的は、花を摘むことで株の消耗を防ぐためです。
他にも、結実する果実の数量調整のために花の段階で不要なのは摘んでしまう時なんかにも使います。

雌花の一番花が咲く頃は、まだ株の生長が不十分な時が多く、例え受粉がうまくいって、着果したとしても大きく育たないことが多いそうなんです。
なので、雌花の一番花は摘花して、まずはツルをのばして株を生長させて、2~3番花で着果させるのが理想なんです。

すっかり忘れていたので、ガッカリです(´・_・`)
次の雌花がつくのを心待ちに、せっせとお世話したいと思います。

でも雌花っていつ咲くのか決まってはないのかな?
と、気になったので本などで調べてみました。

小玉スイカの雌花がつく割合は決まっていた!

2年ほど前に読んで、すっかりほったらかしになっていた本を引っ張り出して調べてみたら、『野菜づくり-虎の巻-』にちゃんと書かれてました。

ただ、大玉スイカのことしか書かれてなかったので、小玉スイカも一緒なのかな?と、小玉スイカの例を調べたら、タキイのHPでも育て方が細かく紹介されていました。
もっとうま旨小玉スイカ育て方のポイント

なんでも、雌花の一番花は、7~8節めにつき、その後5~6節めごとにつくそうです。
で、一番花は摘花して、2~3番花に人工授粉をしてやるのか良いそうです。

絵にしてみました。こんな感じです。
小玉スイカの雌花の咲く割合

雄花はちょいちょい合間に咲くようです。
子づるBも子づるCも同じように1番花は摘花して、2番花か3番花で人工授粉をします。

※もし、2番花と3番花とも着果(受粉成功!)してしまったら…
スイカは1枝1個が原則!なので、形の良い方を残して摘果(実を摘みます)します。
こうして1つのスイカのみに栄養がいくようにして育てます。


もっと早く復習していれば良かった。。。
とりあえず、雌花の二番花と雄花が咲くタイミングが合うことを祈って、見守りたいと思います(^∇^)

《追記》
実際に葉っぱの数を数えて、雌花が咲いたところを見ると、7節めでした!
すごいなぁプログラムされているんですね。

思い切って雌花を摘花しました!
小玉スイカの人工授粉
まぁまぁ勇気がいるので、ご注意を!(。-_-。)

そして植え付けたのは5/月8日。
4週目くらいに追肥なので、追肥もしました。
次から2週間に1回を目安に追肥をします。

スイカは肥料食いなのでお忘れなく~。