お盆を過ぎて1週間くらい経った頃、ゴーヤーに見切りをつけて終わらせました。
こんな感じで、一見元気そうに見えるのですが、実の生り方が悪かったんですね><
花も良く咲きますし、実の数は結構生ります。
でも、大きくなる前に黄色くなって・・・の繰り返しでした。
7月頃はまだ生っているものが少なかったので、
8月に入ったらどんどん生りだすだろうと思っていたのですが、
お盆に入っても実が大きくならず、数は多いけど、小さいものが生って成長しない・・・
青くもならず、なる前に黄色くなってしまう・・・
そんな状況でした。
全く収穫がなかったわけではなかったのですが、
収穫したものも、満足のいく大きさのものはありませんでしたね。
最後の方は、これくらいのものであればよしとして収穫していました。
種をポットで育ててから畑に植えたのですが、
苗を植えた時から成長するまでさかのぼって考えてみると、
その時の思い当たる状況と反省点はこんな感じです。
※追記!
NHKやさいの時間で、ゴーヤーがうまく育たない理由と正しい育て方が紹介されていたのでまとめました。
そして改めて個人的に調べた結果などを綴ってます。
→ゴーヤー栽培-小さい実しかならない理由と正しい育て方
もともと土が硬い
ゴーヤーを植えていた畑は、家の近所にある市民農園です。
住宅街の中の市民農園で、同じように畑を借りている周りの人は、
虫が発生したら薬を散布しますし、化成肥料も使っています。
そういうのを使った土は、土壌の菌が減っていたり、
草も根を張らないので土を耕してくれなかったりで、
常に手入れしておかないと硬くなるんですよね。
実際、借り始めの時に耕したのですが、
耕して1日しかたたないうちに硬くなっていました。
そして、見切りをつけて終わらせる時も、根があまり伸びていなかったんですね。
これはゴーヤーに限らず、トマトやキャベツ、とうもろこしでもそうでしたし、
私達の畑は、雑草ですらそんなに根を張らないんです。
ゴーヤーを終わらせた後、秋冬野菜に向けて耕したのですが、
育てた後にも関わらず、硬くて鍬(くわ)も入りにくいんです^^;
それだけ根を張りにくい土質なんでしょうね><
借りて最初の1年目ということもあるので、
1年目は「土作りの年」と考えても良いかもしれません^^;
自然農や有機農の場合、2年目、3年目と年数を重ねれば、
土の質もよくなってくるはずです。
ゴーヤーの葉が小さい
今回植えたゴーヤーは、葉っぱが全体的に小さかったんです。
手と比べてみるとこんな感じです。
もちろん大きい葉もありますが、これくらいの葉の割合がたくさんでした。
農園の管理人さんに見てもらったところ、
「元気に育ってるけど、この状況だと僕だったらもっと肥料をあげるね」
とおっしゃられていました。
肥料は、鶏糞と油かすを混ぜて、ということだそうです。
効果の早い鶏糞と、長い目でみて効果のある油かすの組み合わせると、
バランス良く育つということですね^^
確かにそうかもしれません。
でも私達はなるべく自然農に近い形で育てたいので、
鶏糞は避けたかったんです。
そして鶏糞をあげると、土の中で熱を発生するので、
根っこがやられる場合があるそうですからね。
なので、油かすとぼかし肥だけいつもより多くあげたのですが、
あげたのが遅かったのか、上手くいきませんでした。
せっかくアドバイスを頂いたのに、その通りにやりませんでした(≧▽≦)管理人さん、申し訳ないです。
敷き藁の上から肥料をあげていた
夏野菜に肥料(油かす)をあげる場合、西村先生によると、1週間から10日くらいの間隔で、
油かすをひとつかみ程度あげると良いそうです。
私達もそれくらいであげていたのですが、あげ方に問題があったのかもしれません。
というのも、農園の土は乾燥しやすいので、敷き藁をたくさん敷きつめていたのですが、
ネットの中でさらに敷き藁を敷いているので、
それをどけずにそのまま上から油かすやぼかし肥をあげていたんですね^^;
藁は分解されるのが遅いですし、その上に撒いていると
当然ながら分解されないでしょう。
ちゃんとあげないとダメですね^^;
やっぱり肥料不足が原因か?
ゴーヤーの状況を、西村先生に相談してみたところ、
「肥料不足じゃないか?」
と言われました。
実際の畑を見てもらったわけではないので、確証はないのですが、
今まで挙げた状況を考えてみると、結果的に肥料不足になっていたのかもしれません。
あくまで仮説に過ぎませんが、そういうことを頭に入れて、
来年につなげようと思います^^