春植えの夏野菜は寒さにとても弱いので
もうすぐで5月になる今時分も
遅霜の注意が必要で“霜対策”は大切!
(一般地では連休明けくらいまで注意が必要。)
霜被害って?
霜が降りると、寒さに弱い、
夏野菜の代表、トマト・ナス・きゅうりなどは
枯れてしまうのです。。。
葉っぱが凍ってしまい、溶けた後はヘナヘナになったり、
折れたり、茶色く枯れてしまったり。。。
軽い被害なら、その後新しい芽や葉を成長させて
見事生き返る場合もあるんだけど
被害にあった分、成長が遅れて収穫も遅くなってしまうのです。。。
なので、なるべく霜対策はあらかじめしておいた方が良く、
重要だと言われています。
霜対策のやり方
遅霜対策のやり方は色々あります。
1:不織布ベタがけ
もっともと簡単な霜除け法です。。。
多分このやり方はちゃんとした方法ではないのかも
知れないけれど、
まだ小さな芽しか出ていない作物だったら、
ベタがけが一番簡単でコストがかからないかと思ってます。
《やり方》
不織布をただただかけるだけです^^;
ピーンと張ってかけるのではなく、
芽の成長点に触れないようにふんわりかけるのがポイントです。
2:あんどん
この方法が最も一般的だと言われています。
あんどんをしておけば寒さ対策だけでなく、
ウリハムシも中には入って来れないので、
被害によくあうキュウリやナスなどにされている対策!
《あんどんのかけ方》
堆肥や肥料などが入ってた袋の底を切って筒状の袋のして、
苗を囲むよう四隅に立てた支柱にすっぽりかぶせます。
袋が飛ばないように洗濯ばさみ等で止めておくと良い。
3:ホットキャップ・ドーム型ホットキャップ
少し背が伸びている苗はあんどんかこの方法がおススメ。
《やり方》
U字型の支柱や、竹を裂いたものを利用して、
クロスに山を作り、上からビニールをかぶせる。
ビニールの上には穴をいくつか当てて、
昼夜の温度差を低くしてあげないと、日中に気温が上がり過ぎる
場合があるので注意!
市販のドーム方のホットキャップなら被せるだけでOKだけど、
風が強く吹くと飛びやすいので、工夫する必要があるかも。。。
4:トンネル
間違っても寒冷紗でトンネルは作らないこと。
不織布でつくるトンネルです。
まぁまぁ育っている苗が並んで植えてある場合は、
まとめて不織布トンネルで覆ってあげると良い。
《やり方》
トンネル用支柱で骨組みを作って、不織布で覆います。
最低気温が4度を下回ると霜が降りやすいの要注意が必要!
畑をやり始めたら、なるべく天気をチェックしておくことって
ホント大切だなと感じます。