9月に入ってから、プランターのゴーヤーに穴が開くようになりました。
せっかく大きくなっても、穴があいててがっかり。。
一応、中を確認して大丈夫そうなら食べるのですが^^;
でも、穴があくゴーヤーは、すぐに枯れて黄色くなったり、小さいのに穴が開いたものは成長が止まります。
そして、こういう黒いフンが落ちているんですよね。
何の虫だろうなあ?と思って、色々調べてみました。
最初に疑ったのは、ハスモンヨトウ。
蛾の幼虫で、里芋にもよくつく虫。
しょっちゅう戦っています^^;
⇒サトイモの害虫、セスジスズメとハスモンヨトウ
ハスモンヨトウは、ゴーヤーにもつくことがあって、穴を開けるそうです。
ハスモンヨトウの被害は8月終わり頃から秋頃にかけてが大きいらしいですし、時期的にピッタリ。
でも、それらしきものが見当たらないんですよね^^;
ヨトウムシは一般に日が暮れてから活動して、日中は土の浅い部分や日陰にいるそうですが、その辺を探しても気配ナシ。
葉に卵あれば塊であるはずなのですが、それも見つかりません。
なかなか虫の気配がなかったのですが、15分くらい探していたら、探していたものとは違う虫が見つかりました!
ウリノメイガです。
縦に二本の白線が入っているのが特徴。
葉っぱの裏から食害し始めて、そのうち実にも穴をあけて食害するようです。
葉っぱも結構食べるんですよ^^;
写真のものは25mmほどですが、これくらいの大きさになったら老熟幼虫のようですね。
どういう場所にいるのか?というと、私が見つけたのは、包まっている葉っぱ。
開けてみると急に大きいのが出てきたから、ビックリしてしまいました^^;
ということは、先ほどの写真の黒い糞があったところに包まっている葉っぱがないか、もう一度確認してみたら、
落ちていた糞のすぐ上にありました。
これはあやしい・・・
恐る恐る開けてみると、
やっぱりいました!
15分くらい探しても見つからなかったのに、一度見つけると3匹、4匹とどんどん見つかりました^^;
そしてピッタリくっついたこの怪しい葉っぱ。
開けてみると、今度はサナギがいました。
葉に薄い繭(まゆ)ができて、その中でサナギになり、成虫になっていきます。
ウリノメイガに限らずですが、こういうのは本当は若いうちから取り除いたりするのが大事ですね^^;
丸まっている葉っぱがあったら要注意です。
今回はもう9月の下旬ですし、もうゴーヤーの時期ではないので、そのまま終わらせることにしました。